西平 美侑– Author –

大学在学中にオーストリアでサステナブルビジネスを専攻。 日系企業のマネージングディレクターとしてウィーン支社設立、営業戦略、社会課題解決に向けた新技術導入の支援など戦略策定から実行フェーズまで幅広く従事。2024年よりSSPに参画。慶應義塾大学法学部卒業。
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【SSBJ】有価証券報告書の作成要領について解説
https://susstap.co.jp/seminar/2915/ 1.サステナビリティ関連財務開示の作成方法 SSBJは、有価証券報告書におけるサステナビリティ情報の開示枠組みであり、ガバナンス... -
【Scope1,2,3】排出量の考え方と第三者保証の重要性
企業の温室効果ガス排出量は、「Scope1(直接排出)」「Scope2(間接排出)」「Scope3(バリューチェーン排出)」に分類されます。Scope3はサプライチェーン全体の排出... -
【第三者保証】Scope1,2,3の検証手法と実施の流れ
企業が報告する温室効果ガス排出量の信頼性を高める手段として第三者保証(第三者検証)があります。これは、前述したScope1,2,3の算定結果について、独立した専門機関... -
【Scope3】カテゴリー9~15の詳細解説と排出量計算方法
Scope3の下流に分類されるカテゴリ9~15について、それぞれの定義と算定アプローチ、管理上のポイントを詳しく解説します。下流カテゴリは自社が提供した製品・サービス... -
【Scope3】カテゴリー1~8の詳細解説と排出量計算方法
Scope3のうち、サプライチェーン上流(アップストリーム)に分類されるカテゴリ1~8について解説します。これらは企業が調達・利用する製品やサービスに関連する排出で... -
【Scope1,2】排出量の定義と算定方法について解説
企業の温室効果ガス(GHG)排出量は「Scope1」と「Scope2」に分類されます。Scope1は、工場や社有車の燃料使用、冷媒の漏洩など企業が直接排出するGHGを指します。Scope... -
【CSDDD】企業サステナビリティ・デュー・ディリジェンス指令の概要と影響
企業サステナビリティ・デュー・ディリジェンス指令(CSDDD)は、EUが2024年に発効させた新たな法指令で、企業の事業活動およびグローバルバリューチェーン全体における... -
【CSDDD】導入プロセスとは?企業の準備と対応手順
EU発の企業サステナビリティ・デュー・ディリジェンス指令(CSDDD)に対応するには、体系立てた導入プロセスが欠かせません。本記事では、企業がCSDDDを遵守するために... -
【CSDDD】影響を与える業界とは?サプライチェーンへの影響
EUのCSDDDは、多くの業界に広範な影響を及ぼすとみられています。本記事では、特にどの業界がCSDDDの影響を受けやすいのか、そしてそのサプライチェーンにどのような変... -
【CSDDD】違反の法的リスクとは?企業が直面する課題
EUのCSDDD(企業サステナビリティ・デュー・ディリジェンス指令)は企業に対して厳格な義務を課す一方、違反した場合のペナルティも重いものとなっています。本記事では... -
【CSDDD】企業に求められる義務とは?遵守ポイントを解説
EUの企業サステナビリティ・デュー・ディリジェンス指令(CSDDD)が求める企業の義務とは具体的に何でしょうか。本記事ではCSDDDの中核となる義務内容を詳しく解説し、... -
【EUDR】企業が取るべき法令対応とリスク管理について
本記事では、EUDR違反による罰金・市場排除リスクと遵守がもたらす競争優位、サプライチェーン可視化・リスク評価・デューデリジェンスの実務ステップ、サプライヤー協...
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【排出量取引】義務化とその展望―GXリーグ第2フェーズとは?
GXリーグの排出量取引制度(GX-ETS)は、2026年度から本格的な義務化フェーズである「第2フェーズ」に移行します。第1フェーズの試行期間(2023年度~2025年度)を踏ま... -
【SSBJ】TCFDとの差異について詳細解説
SSBJ基準は、国際基準(IFRS S1・S2)との整合性を強化し、日本企業のサステナビリティ開示を世界標準に引き上げることを目的に改訂されます。TCFDからの主な変更点とし... -
【第三者保証】ISO 14067 製品カーボンフットプリント管理の国際基準
ISO 14067は、製品のライフサイクル全体にわたる温室効果ガス(GHG)排出量を評価し、報告するための国際標準規格です。この規格は、企業や組織が製品のカーボンフット... -
【CSRD】制度の基本と適用対象について詳細を解説
CSRD(企業サステナビリティ報告指令)は、EUが策定した企業に対するサステナビリティ情報開示の義務化制度です。従来のNFRDより開示基準を詳細化し、情報の比較可能性... -
【SBT】SBTi Corporate Net-Zero Standard v2.0ドラフト解説
2025年3月に公表された「SBTi Corporate Net-Zero Standard Version 2.0 - Consultation Draft」(以下、本ドラフト)は、気候変動対策に取り組む企業にとって非常に重... -
【CSRD】CSRDに基づくグローバル大手企業の開示事例とその特徴
EUが制定した企業サステナビリティ報告指令(CSRD)は、従業員500人超の上場企業など大企業に対し、2024年度(2025年報告)から環境・社会・ガバナンス(ESG)情報の包... -
【カーボンフットプリント CFP】計測手法と計算ツール
カーボンフットプリント(CFP)の核心は、製品やサービスのライフサイクル全体で発生する温室効果ガス(GHG)排出量を正確に算定することにあります。CFPが企業活動にお... -
【CSRD オムニバス法案】2025年2月におけるCSRDの簡素化とは何か
CSRDの簡素化は、企業のサステナビリティ報告に関する負担軽減を目的に、欧州委員会が提案した制度見直しです。報告義務の対象を大企業に限定し、中小企業の負担を削減... -
【SSBJ 最新動向】Scope1,2,3算定範囲の確定事項 23年10月ハイライト
サステナビリティ基準委員会(SSBJ)では、日本版ISSBの基準開発を行っています。有価証券報告書発行の全企業に対し、2025年3月以降の会計年度から適用が開始されます。... -
【CSRD】ESRS(欧州サステナビリティ報告基準)の詳細解説
ESRS(欧州サステナビリティ報告基準)は、CSRDに基づき企業がESG情報をどのように報告すべきかを詳細に定めた義務的な基準です。全企業共通の横断基準と、環境・社会・... -
【SSBJ】サステナビリティ情報の保証とは?SSBJが定めるルール
サステナビリティ情報の信頼性確保の重要性が高まり、企業の開示データに第三者保証を付与する動きが加速しています。特にISSA 5000が国際的な保証基準として整備され、... -
【CSDDD】人権・環境デューデリジェンスの実施義務化へ、日本企業への影響も
4月24日、欧州議会の本会議にて人権・環境デューデリジェンスの実施を義務付ける EU の企業サステナビリ ティ・デューデリジェンス指令(CSDDD(Corporate Sustainabili...