Scope1,2,3とCFPの違いから学ぶ、CFP算定手順と実務対応のポイント
本講演では、CFP算定を正確かつ効率的に進めるための実務ノウハウに重点を置き、Scope1, 2, 3との関係性を整理したうえで、算定フローを段階的に解説します。まず算定範囲を製品ライフサイクル全体から適切に切り分け、次に活動量データを収集する方法を紹介します。一次データと二次データ収集方針の線引き、データ入手困難な場合の進め方を、具体例を用いて解説します。さらに、排出係数の選定基準、データベースの活用方法も提示します。最後に、CFP削減の考え方や方法についても紹介します。
アジェンダ
1.Scope1,2,3とCFPの違い
2.CFPの概要
3.CFPの算定方法
4.CFPの削減の考え方
5.関連サービス
登壇者プロフィール
株式会社電通総研 コンサルティング本部 ソーシャルイノベーション部 山田 侑汰
大手飲料メーカーにて、生産効率化、歩留まり改善などに従事した後、環境経営コンサルタントとして、気候変動が企業へ与える財務影響の分析、サプライチェーン排出量算定基盤の構築、LCA/CFPの算定、EPDラベルや、欧州への規制対応などの支援を行っている。
ISO14067に基づくカーボンフットプリント検証の実務
本講演では、ISO 14067に基づくカーボンフットプリント(CFP)の第三者検証を、最新動向と現場フローの双方から実務的に解説します。
検証規格(スコープ・重要性基準・サンプリング)、検証フロー、エビデンス設計に加え、1次/2次データ正確性に関する線引きを具体例で提示し、よくある不備や是正の考え方、モニタリングポイントやトレーサビリティの要点も整理します。さらにEU電池規則、CBAM、などの欧州レギュレーションとの接点を押さえ、短期間で確実に検証を完遂するための実務ノウハウをご提供いたします。
アジェンダ
1.ISO14067の全体像と位置づけ
2.検証フロー
3.ISO 14067で見る検証ポイント
4.よくある指摘事項や許容/非許容の線引き
5.欧州レギュレーション
登壇者プロフィール
株式会社サステナビリティスタンダードパートナーズ 事業開発部 西平 美侑
大学在学中にオーストリアでサステナブルビジネスを専攻。 日系企業のマネージングディレクターとしてウィーン支社設立、営業戦略、社会課題解決に向けた新技術導入の支援など戦略策定から実行フェーズまで幅広く従事。2024年よりSSPに参画。慶應義塾大学法学部卒業。
セミナー対象者
経営層・役員:CFPを全社戦略/取引先拡大のドライバーとして位置づけ、企業価値向上を図りたい
サステナビリティ推進責任者:顧客との信頼確保や開示透明性の確保に、CFPの算定精度と第三者検証を直結させたい
サステナビリティ推進責任者:欧州レギュレーション/法令対応を推進し、開示の信頼性と投資家説明を強化したい
サステナビリティ推進Mgr:自社削減やサプライヤーデータ収集によって、実効的なCFP削減を進めたい
実務担当者:ライフサイクル範囲分け・活動量収集・一次/二次データの線引きを現場で実装したい
ご参加にあたっての注意事項
- 弊社のサービス対象外と判断させていただいた場合、ご参加をお断りさせていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。
- 本セミナーは法人様向けとなっております。フリーメールアドレスでのご登録はお控えください。
- セミナー内容の録音・録画・撮影はご遠慮いただいております。
- ご登録いただいたご本人様のみご参加いただけます。複数端末での同時視聴や、1つの端末を複数名でご視聴いただくことはお控えください。
- セミナー開催当日のお申し込みはご参加できない可能性がございます。
セミナー日時
- 2025/11/04 14:00 オンライン(近日受付開始)
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