第一部:企業価値を高めるためのサステナビリティ情報の「見える化」
サステナビリティ情報の開示は、もはや規制対応にとどまらず、投資家との対話や資本市場での評価を左右する重要な経営課題となっています。特に、財務情報と非財務情報を統合的に分析し、企業価値や中期経営計画、マテリアリティの見直しに結びつけることが求められる時代に入りました。
第一部では、サステナブル・ラボが、財務・非財務データ分析の実践的アプローチの概観を解説します。資本市場や投資家からの要請、経営の意思決定、そして社内での納得感形成という観点から、なぜデータ分析が必要なのかを整理した上で、AI・機械学習モデルを活用した独自のデータサイエンス手法をご紹介します。また、先進的な上場企業の取り組み事例も取り上げ、財務・非財務データ分析の結果をどのように活用し、企業価値の向上やステークホルダーとの対話につなげているのかを具体的に示します。今後の戦略立案や開示の高度化に役立つ実践的な知見をお届けします。
テーマ
企業価値に紐づくESG指標の抽出と可視化
財務・非財務データ統合によるマテリアリティ特定
サステナブルラボのデータインサイト提供サービス紹介
登壇者プロフィール
サステナブル・ラボ株式会社 サステナビリティ・ディレクター / デザイナー 前田 大地
2016年、サステナビリティ経営の重要性を経営者に説き、非上場企業ながらサステナビリティ部署を立ち上げ、マテリアリティ特定〜サステナビリティレポート作成を担当。その後、スタンダード市場上場企業にて広報PR・IR・コーポレートガバナンスの経験を培い、サステナブル・ラボに参画。
現在は、財務・非財務データ分析やサステナビリティ経営の伴走支援などのPMを担当。
第二部:企業価値を高めるためのサステナビリティ情報の「第三者保証」
マテリアリティに紐づくデータを精度高く管理し続けることは、企業価値を高めるうえで不可欠です。特に非財務は財務のように画一的な手法が定まっていないため、現場から経営レベルまで一貫して数字精度と内部統制を確保する仕組みづくりが急務となっています。
第二部では、法的開示を見据えた第三者保証プロセスを軸に、現場でのエビデンス収集から本社での統合管理、経営への意思決定までを整理します。限られたリソースでも「保証に耐えうる体制」を段階的に構築するスキームを理解し、開示の説得力と意思決定の精度を同時に高める方法を解説します。信頼性のある数値を継続的にモニタリングし分析することで、企業価値の向上へと結びつける実務知識をお届けします。
テーマ
マテリアリティに紐づく、非財務データの管理の重要性
第三者保証プロセス(検証手続き/エビデンス収集体制)の構築
SSPの第三者検証サービスの紹介
登壇者プロフィール
株式会社サステナビリティスタンダードパートナーズ 事業開発部 西平 美侑
大学在学中にオーストリアでサステナブルビジネスを専攻。 日系企業のマネージングディレクターとしてウィーン支社設立、営業戦略、社会課題解決に向けた新技術導入の支援など戦略策定から実行フェーズまで幅広く従事。2024年よりSSPに参画。慶應義塾大学法学部卒業。
セミナー対象者
・財務・非財務データの分析を通じてマテリアリティ特定や中期経営計画の策定を担う経営企画・サステナビリティ部門の責任者
・投資家対応やIR資料作成において、ESG指標の可視化や保証対応の必要性を感じている経営企画・サステナビリティ部門のマネージャー
・AIやデータサイエンスを活用し、ESG情報を効率的に分析・可視化する仕組みを導入検討している実務担当者
・第三者保証プロセスや内部統制強化を通じて、非財務情報の信頼性確保や開示高度化に関与する実務担当者様
ご参加にあたっての注意事項
- 弊社のサービス対象外と判断させていただいた場合、ご参加をお断りさせていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。
- 本セミナーは法人様向けとなっております。フリーメールアドレスでのご登録はお控えください。
- セミナー内容の録音・録画・撮影はご遠慮いただいております。
- ご登録いただいたご本人様のみご参加いただけます。複数端末での同時視聴や、1つの端末を複数名でご視聴いただくことはお控えください。
セミナー日時
- 2025/09/22 15:00
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